横浜市の保活事情

横浜保育室とは?実際に子どもを横浜保育室に通わせて分かったメリット・デメリットをご紹介!

横浜保育室とは?メリット・デメリットをご紹介!

これから育休明けで仕事に復帰する予定の方にとって切実なのが、「子どもを保育園に入れられるかどうか」ですよね。

私の住む横浜市では2013年の4月に林市長が「待機児童ゼロ宣言」をしました。
長男は2013年の4月に1歳児クラスで認可保育園に入れたのですが・・・それから数年、横浜市の保活事情は大変になるばかり。
2017年4月に1歳児クラスで保育園を希望していた次男は、きょうだい加点があったにも関わらず認可保育園に落ちました。

そのときの記録はコチラ(別ブログ)

そのときに保育園に決まらなかった次男は、横浜保育室に1年お世話になりました。
実際に横浜保育室に子どもを通わせてみて感じた、横浜保育室のメリットとデメリットをご紹介します。

横浜保育室とは?

横浜保育室は、認可外の保育園のひとつです。
国の認可は受けていませんが、横浜市独自で定めた基準を満たしており、横浜市から助成を受けて運営されています。

基本的には、3歳未満の横浜市在住の子どもを対象としています。
実際には4月1日時点で3歳未満の、0歳児・1歳児・2歳児が在籍している園がほとんどだと思います。
また、川崎市在住の子どもの受け入れも行っているようです。

子どもを横浜保育室に通わせるメリット

次男が認可保育園に入れず横浜保育室に通うことになったとき、正直なところ認可外なので心配もありました。
ですが1年間通ってみて、横浜保育室にはたくさんのメリットがあると実感しています。

アットホームで手厚い保育を受けることができる

横浜保育室はアットホームな保育を受けられる横浜保育室に在籍している子どもは0~2歳児の小さい子ども達です。
3歳未満の子ども達は、3歳以降に比べて月齢による発達が違います。また集団生活といっても、3歳以降の子どもに比べてそれぞれの子どもへの対応が大切な時期です。

もちろん園によって雰囲気は異なると思いますが、長男が通っていた認可保育園と比べても、次男はかなり家庭的な環境で保育を受けることができていたと感じます。

先生方も小さい子ばかりを相手しているからか、みなさん「かわいい、かわいい」とニコニコしている印象でした。
いや~、0~2歳児は本当にかわいいですからね~。
2歳頃になればイヤイヤ期があるとはいえ、5~6歳児のケンカの仲裁などもないし、先生方にも余裕がある感じがしました。

早めに予約することができる園もある

認可保育園は自治体が管理しています。自治体に一斉に申し込みをし、それぞれの家庭の保育の必要性を点数化して、自治体の判断で入園が決まります。
どんなに早くに申し込みをしたいと思っても、それはできません。

一方で横浜保育室は、施設と各家庭が直接契約をします。
保育園によって入園できるかどうかの基準は異なり、先着順に予約を受け付けている園もあります。

次男の通っていた園はかなり早い段階から予約ができました。我が家が1歳児クラスでの入園の申し込みをしたのは、入園の1年半以上前(次男が生まれる前)です。

認可保育園には入れませんでしたが、かなり早めに申し込みをしていたお陰で、仕事を続けることができました。

保育園を選ぶことができる

認可保育園の場合、自治体によってそれぞれの家庭が利用する保育園を決められます。
事前に見学に行って気に入った保育園があったとしても、その保育園に我が子を通わせることができるかはわかりません。

一方で横浜保育室は園との直接契約のため、気に入った保育園に入園を申し込むことができます。
もちろん入園を希望したからと言って入れるわけではないのですが、早めに動けば自分の家庭の教育方針に合った保育園に子ども通わせることができるのは大きなメリットだなと感じました。

認可保育園への転園時にポイントが加算される

横浜保育室は認可外保育園です。横浜市の保活では認可外保育園に通園していると、1点加算されます。

さらに2歳児クラスの3月まで横浜保育室を利用した卒園児の場合には、ベースのランクが引上げられてさらに5点加算されます。

そのため、認可保育園への転園がかなり有利になるのです。

認可保育園よりも保育料が安くなるケースがある

横浜保育室は保育料が安く済むことがある
横浜保育室の保育料は、58,100円を上限に各施設が設定しています。さらに世帯収入に応じた保育料軽減助成制度やきょうだい減免もあります。

横浜市の認可保育園の0~2歳児の保育料は77,500円が上限のため、家庭によっては横浜保育室に通うほうが保育料が安くなります。

ちなみに我が家の場合、次男が横浜保育室に通っていたときに長男がまだ保育園に通っていたため、かなり保育料が安かったです。
現在次男は認可保育園の2歳児クラスですが、横浜保育室時代の倍くらい保育料がかかっています。
我が家の場合は、今年長男が小学校にあがりきょうだい割引がないので単純に比較できないのですが…

横浜保育室のデメリットと注意点

通っていた横浜保育室は本当に良い園で、メリットをたくさん感じていました。
ですが、やはりデメリットと感じる部分もあり、我が家では2歳児クラスに上がるタイミングで認可保育園への転園希望を出し、現在は認可保育園に通っています。

3歳児で保育園に入れない可能性がある

横浜保育室の最大のデメリットは、横浜保育室を卒園後に保育園に入れないリスクがあることです。

前述したように、横浜保育室を卒園時には認可保育園の保活時に大きな加点があります。そのため、以前であれば、横浜保育室の卒園児は希望すれば3歳から認可保育園に入園できていたようです。

しかし、最近では小規模保育事業の保育園が増えています。小規模保育事業は横浜保育室と同じ0~2歳児を対象とした保育施設ですが、横浜保育室と違い国の認可事業なのです。

小規模保育事業の園を卒園するときには、基本的に必ず3歳以降の保育先が確保されると定められています。実際は保育園だけでなく延長保育のある幼稚園なども含まれますが、通常の認可保育園の募集前に3歳以降に通う園が決まるそうです。

そのため、以前であればあった3歳児からの保育園の空き枠がかなり減っています。
横浜保育室の卒園児の加点があっても、そもそも空きがないところに入園することはできないのです。

我が家が2歳児に上がるタイミングで次男を認可保育園に申し込んだのは、ほぼこの理由です。

区によっては横浜保育室がない

横浜保育室は認可保育園に入園できない家庭にとって、本当に救いとなる存在です。
フリーランスの家庭などでは認可保育園に入るためのポイントが低くなってしまい、なかなか保育園に入れずに仕事を続けるのが難しいというケースがありますよね。
そんな家庭でも、横浜保育室であれば早めに動くことで入園が可能です。

しかし、最近は横浜市の方針として、横浜保育室に対して認可の小規模保育事業に変更するようにすすめているようなのです。
そのため、横浜保育室がない区もあります。
次男の通っていた横浜保育室にも、近隣の区から電車で通う子がたくさんいました。

横浜保育室がある区は、平成30年9月現在下記の区です。

鶴見区(10園)、神奈川区(4園)、西区(3園)、中区(4園)、南区(1園)、港南区(2園)、保土ケ谷区(2園)、旭区(3園)、金沢区(1園)、港北区(11園)、緑区(2園)、青葉区(5園)、都筑区(9園)、戸塚区(2園)、栄区(2園)、瀬谷区(2園)

保育環境は認可保育園のほうが良いケースが多い

物理的な保育環境は、やはり認可保育園のほうが良いケースが多いと思います。

例えば次男が通っていた横浜保育室は、園庭がありませんでした。(長男の通っていた認可保育園もたいした園庭はありませんでしたが…)
そのかわり晴れていれば毎日お散歩には連れ出してくれましたが。

保育室の面積もそこまで大きくない気がします。先生方も保育士の資格を持っていらっしゃる方ばかりではなかったと思います。(それは認可でもそうですが、保育士の資格を持っている常勤の先生が多かったです。)

そのあたりの環境を求めると、どうしても認可保育園のほうが良いかもしれないですね。

遅い時間まで利用している園児が少ない

園によるとは思いますが、次男の通っていた横浜保育室では園児の退園時間が早かった印象です。
我が家は18時過ぎのお迎えでしたが、毎回最後の2~3人でした。

今通っている認可保育園では、たまに18:30頃にお迎えに行っても10人くらいは他の子が残っていることが多いです。
都内に仕事に行っている、どうしても残業になってしまうという家庭の場合には、横浜保育室だと自分の子どもが最後の1人になるということもあると思っておいたほうが良いと思います。

横浜保育室への入園も検討してみてはいかがでしょうか?

横浜保育室にはメリットだけではなくデメリットもあります。
ただ、認可保育園には入れない家庭でも入園のチャンスのある保育施設です。
我が家は次男を横浜保育室に通わせて本当に良かったと思っています。

もし「保育園に入れないと仕事をやめなくてはいけなくてピンチ!」「今の働き方だと認可保育園に入るのは難しそう」という方がいれば、ぜひ横浜保育室への入園も選択肢に入れてみてくださいね。